エンジニアの保有資格と業務スキルを一元管理。スキルレベルが一目でわかるWebサービス「知識マップ」を開発
「KnowledgeMap(知識マップ)」ログイン画面
トラスティアでは、全社員(プログラマー・システムエンジニア職)の保有資格と業務スキル情報をデータベース化し、一目でわかるようにするため、Webサービス「KnowledgeMap(ナレッジマップ。社内では「知識マップ」という呼び方で浸透しているので以下「知識マップ」)」を開発しました。
2017年7月より正式運用を開始する予定ですが、これに先立ち、先日行われたリーダー会議にて、リーダークラスへのデモを実施しましたので、その模様と配布資料の内容をご紹介します。
「知識マップ」デモの模様
中心でお話ししているのが「知識マップ」開発者のS.Hさん。
皆さん、真剣な表情です。
知識マップとは?
【1】全社員の保有資格と業務スキル情報をデータベースに集約
保有資格とは
国家資格、ベンダー資格、民間資格 など
業務スキルとは
業務経験、業界知識、開発スキル、 運用スキル など
【2】全社員の保有資格と業務スキルを一覧表にする
- この一覧表を「知識マップ」と呼ぶ
- 知識マップは全社員が閲覧可能
以下では、代表的なスキルや知識のサンプルを掲載していますが、実際の知識マップには他にも、「業界知識」「基盤構築スキル」等もあり、「部署固有の知識」というカテゴリーでは、その部署のプロジェクト毎に必要なスキルや知識を一覧表示できます。
【サンプル】知識マップ – 資格 – 国家資格
【サンプル】知識マップ – スキル – 業務経験
5段階評価で「5」が最高、「1」までの順でスキルや知識レベルを表しています。
【サンプル】知識マップ – スキル – 開発スキル
知識マップを運用する背景
「社員側」から見た現状の問題点
- 業務で困ったときに社内の誰が詳しいかわからない
- 自分の業務スキルレベルを把握しにくい
「会社側」から見た現状の問題点
- 案件の条件にマッチする人材を探すのに時間がかかる
- 社内人材の保有資格や業務スキルを十分に把握できていない
知識マップで実現したいこと
社員向け機能
- 詳しい人を探すことができる
- 自分の業務スキルの現状把握と目標設定
管理者向け機能
- 案件にマッチする人材を探す
- 社内で不足しているスキルを把握する
知識マップの運用基盤
トラスティアが開発したWebサービス「KnowledgeMap」で運用しています。
受託開発グループで既に運用中
- 業務知識の管理で利用
- 2016年9月から現在まで稼働中
KnowledgeMapの動作環境
- Azure Web Appsで稼動
- Webブラウザで操作
- ID/Passwordによるフォーム認証、SSL通信
- パブリックのインターネットから接続可能
KnowledgeMapの構築技術
- ASP.NET MVC5
- C#
- JavaScript(Knockout.js)
まとめ
最後に、知識マップを開発されたS.Hさんに、知識マップの開発経緯や期待されている使い方、今後の予定を伺いました。
「知識マップ」を見ることで自分の部署のメンバーだけでなく他部署のメンバーのスキルも知ることができるので、部署をまたいで詳しい人に連絡を取り合うような使い方を期待しています。
今後はプロジェクトと社員のスキルをマッチングする機能など、順次機能拡張を行っていく予定です。
「知識マップ」を運用・活用することで、業務改善の実績を蓄積できた際には、別途ご紹介できればと思います。
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