「思考の切り替え」でマルチタスクによる効率低下を最小限に
本記事は「2011年3月」に投稿したブログ記事を再編集したものです。
仕事をしていると、どうしても複数のことや割り込みが入ることがあります。
「メールが来た」とか、「携帯が鳴った」などなど…。
そのような外部要因によって、ほぼ100%、数時間も集中して同じことをできている状態というのはなかなかありません。
しかし、
「思考の切り替え」を鍛えることで、マルチタスクによる効率低下を最小限にできます。
では、どうやって「思考の切り替え」を鍛えるのでしょうか。
「思考の切り替え」を鍛える方法
まずは、擬似マルチタスクを実現させてみましょう。
(WindowsでいうとWin95ですね・・・古い?)
- 1つのタスクを複数人で分けて作業する
- 1日に複数のタスクを手がける
簡単(?)なところで、この2つを実践してみてください。
1つのタスクを分けると、自分が作業する前後でいろいろな不明点や確認事項が出てくるはずです。
それらを質問すると、質問された人は、すでに違う作業に入っているので、作業の手を止めて質問に答える必要があります。
逆もしかりですね。
これを繰り返すことによって、「思考の切り替え」が鍛えられます。
まとめ
まったく別の作業が発生しても、すぐに思考を切り替え、またすぐに元の作業に思考を切り替える。
訓練によって、「思考の切り替え」は鍛えられ、マルチタスクによる効率低下を最小限にできます。
今のチーム内でも少しずつ実践してきたこともあり、「思考の切り替え」が鍛えられてきました。
さらなる進化が期待できますね。
この記事を書いた人

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トラスティア株式会社 専務取締役
テクニカルディレクター
長期に渡り、アジャイル開発を推進・実行しています。
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